Arcana : The Last Wave
Label : DIW - DIW-903
Format : 1CD, Album
Country : Japan
Released : 1996
ディスク : 再生に影響ないスリキズ
ジャケット : 三折り、使用感
ケース : プラケース、スリキズ、使用感
ほか : 折りたたみ日本語解説付き(やや使用感)、帯なし
Recorded and mixed at Greenpoint Studio, Brooklyn, NY in April, 1995.
Drums – #TonyWilliams
Electric Bass [Electric 8 Strings Bass] – #BillLaswell
Electric Guitar – #DerekBailey
○DIWによるリリース情報
https://diskunion.net/diw/ct/detail/XATW-00005154
○日本語解説ではトニーが参加した理由をセシル・テイラーやサム・リヴァースを持ち出して推測しているが根拠が薄く、信憑性がない。
○マイルス・クインテット在籍時の ”Four & More”を思わせるトニー・ウィリアムスのスピードに合わせたような疾走感が全体のイメージだが、
彼がリードしている印象は薄く、好意的に見てもクインテット時の強くクリアーな音は録音時50歳の彼には表現できていないし、3曲目の終盤はロックバンドのドラムのような既視感だらけの演奏。そんな時のデレクのギターは冗長に聞こえる。
4曲目の長尺曲は浮遊感のあるベース音と刻むドラム音にあまり聴けないギター音が重なる部分があるがエフェクターに関する資料がない。
Arcanaとしては翌97年に1枚、2020年代に1枚をデレク抜きでリリースしている。このディスクではトニーがゲスト扱いだと思っていたが、
結果的にはデレクが客演していたことになる。
他者との共演に即興演奏の本来性があるとするデレクベイリーと即興演奏の未来を占うマッチングをプロデュースするビル、DIWには矛盾はない。が、80年の著作 ”Improvisation: Its Nature and Practice in Music”のリリースを境に禁欲的であったデレクの印象が変わってしまったことは否めない。
Arcana : The Last Wave
Arcana : The Last Wave
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